家庭崩壊の引き金になります… 家庭を壊す「要注意人物」の特徴

夫が弟にお金を貸していた

「夫の弟がものすごくお金にだらしない人で、いろんな人に借金をしている上に、それをギャンブルで勝って返そうとします。夫も私に隠れて勝手に家のお金を貸してあげているのを知って、離婚になりそうなくらいの大ゲンカをしたこともあります」(30代・女性・商社)

身内にお金にだらしがない人がいると、その人に巻き込まれてしまう危険性があります。きっぱりと断れるのならいいですが、下手に甘い顔を見せたり優しくしたりすると、付け込まれる場合も…。家族に内緒でお金を貸すのは裏切り行為でもあるので、貸すにしてもきちんと話し合う必要はあるでしょう。

妻の母が子どもの教育に口を出してくる

「妻の母がもともと教育ママだった人で、僕たちの子どものことにもすごく口出ししてきます。塾とか習い事も勝手に決めちゃうし、進学についても聞いてもいないのに意見を言ってきます。それが原因で妻とも言い争いが増えてしまって、夫婦関係は最悪な状態ですね…」(30代・男性・公務員)

孫を心配したり力を貸してあげたくなったりする気持ちはわかります。とはいえ、必要以上に口出しをされたら、さすがに鬱陶しく感じるはず。義理の両親が原因で夫婦仲に亀裂が入るケースは少なくないので、どう対処していくかを夫婦ふたりで普段から話し合ったほうがいいでしょう。

夫が親友に連れ回されている

「夫の親友は既婚者ですが、ものすごく多趣味な人なんです。ゴルフ、BBQ、フットサル、スノボなど、あらゆるものに夫を連れ回すので困っています。夜に一緒に飲みに行くことも多いので、不倫などの心配もあるし…。いずれ子どもができたときのことを考えると、さらに不安になりますね」(20代・女性・歯科衛生士)

結婚をしたからといって、趣味や個人の時間を楽しめないわけではないでしょう。ただ、家庭を顧みないほど遊んでいたら、家族の時間はなくなってしまうはず。既婚者なのに遊び回る友人がいると、そこに引き込まれる可能性もあるので注意が必要ですよ。

ママ友が年収や貯金を探ってくる

「妻が仲良くしているママ友がいます。最初はいい人だと思っていましたが、だんだんうちの家庭のことに首を突っ込むようになってきました。その塾はやめろとか今のマンションから引っ越したほうがいいとか、いろいろ言ってきて…。最終的には年収や貯金を聞き出そうとしてきて、さすがに縁を切れと妻に言っちゃいました」(30代・男性・IT)

子育てをしていく上で、ママ友が良き相談相手になってくれることは多いかもしれませんが、距離感はとても大事。いい距離感を持って助け合えるのであれば最高ですが、踏み込まれすぎると面倒なことになりがちです。ズカズカと介入されたり、いろいろと探られたりするのであれば、付き合い自体を考えたほうがいいでしょう。

家庭にとってあまり良くないと思われる人がいる場合には、しっかりと家族内でコミュニケーションをはかって連携を取ることが大切です。家族が振り回されないよう、日頃から気を配ることが重要と言えるでしょう。

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