ENHYPEN、2年9か月ぶりフルアルバムで新シリーズ始動 HEESEUNG「新しいコンセプトをお見せする」

XOを披露するENHYPEN【写真:(P)&(C) BELIFT LAB Inc.】

7人全員が作詞に参加したファンソング『Highway 1009』も制作

グローバルグループ・ENHYPEN(エンハイプン)が11日、ENHYPEN 2nd Studio Album『ROMANCE : UNTOLD』メディアショーケースに登場した。

ENHYPENはJUNGWON(ジョンウォン)、HEESEUNG(ヒスン)、JAY(ジェイ)、JAKE(ジェイク)、SUNGHOON(ソンフン)、SUNOO(ソヌ)、NI-KI(ニキ)で結成された7人組。超大型プロジェクト『I-LAND』から誕生し、HYBE LABELSのひとつであるBELIFT LABに所属している。

今回のメディアショーケースは、12日に発売となる2nd Studio Album『ROMANCE : UNTOLD』を記念したメディア向け発表会。ENHYPENがStudio Albumを発売するのは、2021年10月の1st Studio Album『『DIMENSION: DILEMMA』以来、2年9か月ぶりとなる。先行注文枚数は、11日午後2時時点で220万枚を越えた。ENHYPENはデビューミニアルバム『BORDER: DAY ONE』から5thミニアルバム『ORANGE BLOOD』シリーズまで、直接経験した感情をもとに4つのシリーズでアルバムストーリーを展開。今回はこれまでのダークなイメージから、新しいROMANCEシリーズで新しいショーを切り開く。

『ROMANCE : UNTOLD』は、正反対の世界に属する「君」と愛を分かち合う少年の物語を描く。ロマンスに重点を置き、全ての曲が「君」に忠誠を捧げた少年の置かれた状況と心情をテーマに作られた。メンバー全員がそれぞれ作詞、作曲、プロデュースに参加し、イ・チュンヒョン監督、レディー・ガガのスタイリストとして有名なニコラ・フォルミケッティ、プロデューサーJVKEなど各分野の著名人たちが集結している。また、今回初めてENGENE(エンジン※ENHYPENファンの呼称)のためのファンソング『Highway 1009』も制作。メンバー全員が作詞に参加した。

この日、報道陣の前に登場したENHYPENはタイトル曲『XO (Only If You Say Yes)』と『Hundred Broken Hearts』を初披露。甘美なメロディで耳に残るキャッチーなサビが印象的な『XO (Only If You Say Yes)』では、しなやかでなめらかなダンスの中に“XO”ポーズを取り入れている。JUNGWONがトップラインの作曲に参加した『Hundred Broken Hearts』は、オールドスクールでどこな懐かしいナンバー。いすに座ったメンバーがしっとりと歌い上げた。

日本人メンバーのNI-KIは、流ちょうな韓国語で「長く待っていただいたENGENEのみなさんに、完成度の高い曲を聞かせたいという気持ちで『ROMANCE : UNTOLD』を準備しました」とあいさつ。さらに日本語で、「(ミニアルバムから)8が月という長い間、僕たちの音楽を待っててくれたENGENEのみなさん、ありがとうざいます。8か月ぶりに出すアルバムは僕たちも一生懸命準備したので、ENGENEのみなさんに気に入ってもらえたら」と語った。

HEESEUNGはアルバム制作にあたり、「今回の方向性について、たくさん悩みながら作業しました」と告白。「その過程は大変でしたが、楽曲ごとに違うキーワードで、ふさわしいふさわしいカラーを見せるために頑張りました」と語った。JAKEは「今回のアルバムコンセプト、ご覧になりましたか?」と呼びかけ、「ニコラ・フォルミケッティさんと一緒に制作しました。新しい経験をして、新しいコンセプトをお見せするために努力しました」と説明した。JAYも「メンバーみんなが前作よりも作詞作曲、プロデュースに参加することができて、僕たちの思いがこめられたアルバムになっています」と語った。

SUNGHOONはアルバムについて、「今回は、自分をより良い人にしてくれる『君』に忠誠をつくす少年の物語です。ファンのみなさんの愛、応援で力を出してさらに成長するENHYPENと、ENGENEの皆さんとの関係を例えた曲です」と語った。タイトル曲『XO (Only If You Say Yes)』についてSUNOOは、「『君』が許すならなんでもしてあげたい少年の心を、ロマンスファンタジーで表現したポップジャンルの曲です。最初に聞いた時、メロディがすごく良くて、中毒性のあるパートがあったので、『これは喜ばれそう』って思いました」と明かした。

『Hundred Broken Hearts』の作曲に参加したJUNGWONは、「普段好きでたくさん聞くジャンルの曲だったので、幸せで、楽しみにながら作業しました」と振り返った。またJAKEは、ファンソング『Highway 1009』の作詞を思い返し、「『Highway 1009』の歌詞を書く時、ENGENEのみなさんのことだけを考えて歌詞を書きました」と告白。「ENGENEのみなさんと共に霧のない道路を走ったり、みんなと一緒にいることを想像すると、普段は照れくさくて書けなかった歌詞も早いスピードで完成できました」と語った。

この日は『XO (Only If You Say Yes)』のミュージックビデオや、アルバム楽曲をまとめた映像も披露された。ENCOUNT編集部

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