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トップチームの登録人数の上限が25人と決まっているラ・リーガでは、背番号も1~25番をつけることになる(26番以上はカンテラ契約の選手)。したがって、複数の選手の入れ替わりがあれば、背番号も変わってくる。
現地時間7月10日、王者レアル・マドリーは、一部変更になった選手の新しい背番号を発表した。そして新加入キリアン・エムバペと、レンタル先(グラナダ)から復帰したヘスス・バジェホの背番号も同時にアナウンスされている。
まず、2023-2024シーズンから変更になったのは、エドゥアルド・カマビンガ、フェデリコ・バルベルデ、オーレリアン・チュアメニ、アルダ・ギュレルの4選手だ。
前シーズンまで12番をつけていたカマビンガは「6番」をつける。レンヌ時代から39番、18番、10番と毎年のように背番号を変えてきたフランス代表MFは、4年目を迎えるマドリーでもこれが3つ目の番号となる(1年目は25番)。新背番号は今夏に退団した前キャプテン、ナチョから引き継いだ。
チュアメニは18番から「14番」に変更。プロデビューを飾ったボルドー、その後のモナコ、そしてフランス代表としてプレーした今夏のEUROでも背負った馴染みの8番ではなく、フランス代表でデビュー当時につけていた14番を背負う。
その「8番」をトニ・クロースから譲り受けたのが、バルベルデだ。15度目となるチャンピオンズリーグ優勝のセレモニーで、ファンと歓喜の瞬間を共有した際に、クロースはバルベルデを自身の“継承者”に指名。「みんな、来シーズンはだれに8番をつけてほしい?」と問いかけ、隣にいるバルベルデを指しながら「8番はこの子のものだ!」と宣言していた。
そして、バルベルデがレンタル先のデポルティボから復帰し、マドリーのトップチームに定着した2018-2019シーズンから6年にわたり背負ってきた「15番」を、新シーズンからギュレルが受け継ぐことになる。ちなみにギュレルは前シーズン、24番をつけていた。
復帰のバジェホは、チュアメニがつけていた「18番」に決定。マドリーとの契約最終年、27歳のCBにはサウジアラビアリーグに新天地を求めたナチョの代役以上の活躍が期待される。
新加入のエムバペには、昨夏にカリム・ベンゼマが退団して以来、空き番号となっていたエースナンバーの「9番」が与えられた。9番は彼が憧れるクリスティアーノ・ロナウドも、マドリー入団1年目につけていた番号だ(当時の7番はラウール・ゴンサレス)。
なお、エムバペを含むこれら新背番号のユニホームは、すべて7月11日から購入が可能となる。
構成●THE DIGEST編集部