初夏から秋にかけて旬になる「なす」。艶めく紫色の皮、弾力のある身、生でも焼いても煮てもおいしく食べられる食材として、広く親しまれています。
今回は、この「なす」と、爽やかな酸味が特徴の「ポン酢」を組み合わせて作るレシピを、調理師免許をもつおおつかはじめさんに3つ紹介してもらいました。
ボリューム満点！「なすの肉巻き」
野菜の豚肉巻きは万人が好きなメニュー。もちろん、なすとの相性も！なすは油を吸ってじゅわっとした旨味を出してくれるので、豚肉とベストマッチなのです。
～用意するもの～
なす 2本
豚バラ肉 8枚
塩コショウ 適量
ポン酢 適量
サラダ油 適量
～作り方～
1．なすの皮をむき、縦に4等分にカットする
2．なすの水分をとり、豚肉を巻いていく
3．フライパンを加熱し、サラダ油をひき、塩コショウをかけて焼いていく
4．どの面もまんべんなく焼けたらお皿に並べてポン酢をかけて完成！
※豚肉の巻き終わりのところから焼くと、とれにくくなります
豚肉の脂を適度に吸ったなすに、さっぱりとしたポン酢がちょうどいい漬けタレになります。
とろみポン酢がいい！「なすと長ネギのグリル」
～用意するもの～
なす 2本
長ネギ 2本
オリーブオイル 適量
塩コショウ 適量
★ポン酢 小さじ3
★砂糖 小さじ1
★水 小さじ3
～作り方～
とろみポン酢
1．ポン酢、砂糖、水を混ぜて、電子レンジ600W20秒で温める
2．1に水溶き片栗粉を入れ、600W10秒ずつ再度温める
※3回ほど繰り返すとちょうどいいとろみになるので、お好みの固さでやめる
1．長ネギは4等分にカットし、なすは横に5mm幅でスライスのようにカットする
2．フライパンにオリーブオイルをひき、塩コショウをして、1を焦げ目がつくくらい焼く
3、2をお皿にもり、とろみポン酢をかけて完成！
さっぱりとしたポン酢が野菜に絡んで食べやすいグリルになっていますよ。
さっぱり副菜で！「なすのポン酢浅漬け」
副菜として優秀な浅漬け。つやつやのハリのあるなすは、水分が多くえぐみが少ないので、生食もおすすめです。
～用意するもの～
なす 1本
塩 ひとつまみ
かつおぶし 1袋
ポン酢 大さじ1
～作り方～
1、なすをスライサーで丸型にスライスする
2、ボウルに1を入れ、塩をひとつまみ入れて、かるく混ぜて10分ほど置く
3、でてきた水分はキッチンペーパーでとり、かつおぶしとポン酢をかけて和える
4、お皿にもりつけて完成！
かつおぶしの旨味とポン酢の酸味がマッチして、なすのしゃきしゃき感に箸がとまりません！
旬のなすとポン酢の相性は最高
なすとポン酢の相性は言うまでもなく最高でした！なすは焼いても煮ても絡めてもおいしい万能野菜。食感が苦手…という人もいますが、ぜひいろんな調理の仕方で「おいしい」を探してみてくださいね。
◼︎執筆／おおつかはじめさん…2018年にアウトドアに魅了され、年間5回以上家族でキャンプに行くアクティブママ。10年のレストラン勤務経験のある調理師でもあり、その経験を生かしたアウトドア飯も発信。Instagramは「＠hazime1106」。
編集／サンキュ！編集部
※電子レンジの加熱時間は、600Ｗの場合の目安です。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
