新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で18日、新たに4人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女142人の感染が確認された。うち感染経路不明は72人。
横浜市では3人が死亡。80代女性は、クラスター(感染者集団)が発生した横浜鶴ケ峰病院(同市旭区)の患者。別の疾患で入院していたが、1月15日に陽性と判明していた。90代女性はクラスターが起きた高齢者グループホームの入所者で、80代男性は感染経路が分かっていない。
川崎市では、クラスターの発生した同市川崎区のグループホームの入居者の90代女性が死亡した。
横浜市によると、利用者4人が感染していた市内の通所介護施設では、新たに利用者1人の陽性が分かり、市はクラスターが起きたと認定した。
相模原市では、クラスターが発生した相模大野病院(同市南区)で新たに患者2人の感染が判明し、同病院関連の感染者は計30人となった。
横須賀市では、市立小学校に通う10代の男子児童と、30代の男性教職員の感染が判明。同校ではすでに児童と教職員3人の感染が判明しており、市はクラスターと判断した。当面の間、臨時休校とするという。