新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は13日、80代の男性が死亡したと発表した。新たに感染が確認されたのは10~60代の男女20人で、中等症2人、軽症13人、無症状5人。8人の感染経路が不明という。市発表の死亡者は累計139人、感染者は累計8699人となった。
市によると、亡くなったのはクラスター(感染者集団)となった川崎区の特別養護老人ホームの入居者。2月24日に陽性が判明し、市内の医療機関に入院していた。死因は新型コロナウイルス感染症。
新規感染者の年代別では30代が最多の6人。20代5人、40代と60代が各3人で10代は2人、50代1人。居住区別は川崎区が7人、中原区5人、高津区3人、宮前区、多摩区、藤沢市、鎌倉市、横浜市が各1人となっている。
また、市立小田小学校(川崎区)の30代男性教諭の感染が判明した。学校関係の濃厚接触者が特定されたため、休校措置は取らないという。