「田んぼアート」の田植えが14日、妙高市栗原で行われた。同所の古川賢一さん(81)が続けているもので、新井北小の5年生(37人)が参加した。縄を利用して手作業で苗を植えた。
古川さんは元県職員で土木技師だった。その経験を生かす形で、2005年から田んぼアートを行い、同校児童が参加するようになっている。17回目の今年は「チコちゃん」を稲で表す。
田んぼは広さ7アール。この日の田植えは、古川さんが書いた寸法入りのイラストに沿って進められた。
丸みが付く、顔の輪郭に苗を植えた手塚空君は「難しかったけど、しっかり植えられた。田んぼアートは面白い」と話した。
古川さんは「チコちゃんを見て、楽しんでもらえたらうれしい」と話していた。
1カ月を過ぎた頃から、よく分かるようになるという。