上越市木田2のデイホームげんき入り口に、1羽のカモとみられる鳥が巣を作っている。現在は卵を温めているとみられ、職員や利用者は無事にひながかえるのを心待ちにしている。
鳥が巣を作っているのは、施設入り口の植え込みの中。藤田まゆみ施設長によると、先月に少しずつ飛来するようになり、自分の羽などを使って巣を作り始めた。5、6個の卵を産み、現在は巣の中で温めているのか、じっとしているという。
開所から11年目になるが、鳥が植え込みに巣を作るのは初めて。人慣れしているのか、利用者の送迎や郵便物の配達があっても、静かにしているという。藤田施設長は「コロナ禍でも、皆さんは毎日、楽しみに様子を見ている。無事に巣立てるよう、見守っていきたい」と話した。