外来スイレンの駆除作業が12、13日、妙高市のいもり池で行われた。水面を覆っていたスイレンが刈り取られ、観光資源である「逆さ妙高」が映るようになった。
「生命地域妙高環境会議」による事業として行われたもので7年目となる。5団体(環境省妙高高原自然保護官事務所、妙高高原ビジターセンター、池の平温泉区協議会、生命地域妙高環境サポーターズ、妙高市)と業者から各日、約40人が参加した。
作業ではスイレンの葉や茎を専用船で刈り、オイルフェンスを利用して集め、重機と人手で陸に引き揚げた。駆除した分はダンプカーで処分場へ運んだという。
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今回はスイレン対策の防草シート(1600平方メートル)作りも行った。市環境生活課によると、池の底にシートを敷設する作業を22日から行う。既設分と合わせ、逆さ妙高が見える範囲をカバーするという。