相模原市は7日、民間への移管を探っている同市中央区のスポーツ施設「銀河アリーナ」について、あらかじめ民間事業者の意見を聞いて今後の方向性の決定に役立てる「サウンディング型市場調査」を行うと発表した。
同アリーナは市民や競技団体に親しまれてきたが、1991年のオープンから30年が経過し、施設の老朽化が進行。年間の運営管理費も重荷となっており、市は4月に決定した「行財政構造改革プラン」で、2024年度以降は公共施設としての運営を行わず、民間への移管などの方策を探ることにしていた。
市民らの存続を求める声も多く、市は現在の施設を活用した民間事業者による運営の可能性を探るため、事業者との対話を通じ、幅広く意見やアイデアを聞くことにした。
29、30日に同アリーナで事業者向けの事前説明会と見学会を開催。8月2~16日に対話に参加する事業者の申し込みを受け付け、9月2~8日に実施する。市は10月に調査結果を公表することにしている。
問い合わせは市スポーツ推進課電話042(769)8288。