糸魚川警察署は22日、糸魚川市能生小泊の道の駅マリンドリーム能生で、海洋高相撲部の参加協力を得て、夏の交通事故防止運動「能生場所」を行った。
運動初日の啓発活動で同署と市、糸魚川地区交通安全協会、相撲部員(7人)の約20人が集まった。啓発チラシなどと併せて、能水商店の協力で相撲部開発のレトルト商品「ごっつぁんカレー」をセットにして配布。連休でにぎわう中、買い物や飲食などに立ち寄る観光客へ手渡し、事故防止を呼び掛けた。
部員は8月6~8日に糸魚川市民総合体育館で開かれる「令和3年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)相撲競技大会」を控えており、同日は稽古を終えて駆け付けた。部員から配布物を受け取った人は「ありがとう。気を付けます」と笑顔で応え、「大会頑張ってね」と激励の言葉を送っていた。
同署管内は7月に入って交通事故が増えている。31日までの運動期間中、暑さによる疲労運転の防止や飲酒運転の根絶、横断歩道での歩行者優先を重点に取り組む。24日に旧ハピー早川店前、26日に寺地遺跡前で街頭広報を行う予定。