いま朝鮮では、全国の幼稚園、託児所に毎日、乳製品供給されている。
これは6月の朝鮮労働党中央委員会第8期第3回総会の決定によるもの。総会では国家負担で全国の子どもたちに乳製品をはじめとする栄養食品を供給することを党の政策として定めた。
従来、幼稚園、託児所の子どもたちには豆乳が提供されていた。
総会を機にヤギのミルクなどの乳製品に変更された。
総会の決定を遂行するための対策と措置が全国で一斉に講じられ、この間にヤギ牧場の拡張や乳加工品工場のリニューアルなどが行われた。
平壌市内の託児所には毎日午前9時に乳製品が到着する。
定められた時間に保育員らがヤギ乳や酸乳を幼児らに飲ませている。
子どもたちはミルクの時間が大好きで「おいしい。もっと飲みたい」と保育員らに求めるという。