新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で26日、新たに31人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女5742人の感染が確認された。
横浜市は50代~100歳以上の男女22人の死亡を発表。うち14人はクラスター(感染者集団)が発生している病院や施設を利用していた。佐藤病院(南区)では50~90代の入院患者4人が死亡、横浜総合病院(青葉区)でも80~90代の入院患者3人が死亡した。
ほかに川崎市が4人、神奈川県が3人、相模原市が2人の死亡を発表した。
横浜市は有料老人ホームや通所介護施設など計8カ所で、新たにクラスターが発生したと認定。県も平塚、厚木の両保健福祉事務所管内の障害者福祉施設や高齢者福祉施設の計3カ所でクラスターを認定した。相模原市は市内の保育園で園児と職員計13人の感染を確認、クラスターと認定した。
神奈川県は14日に感染者として公表した3人について、検査の結果、陰性と判明したため取り下げた。
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神奈川県は新たに182人が自主療養したと発表。自主療養者は累計で9282人となった。