サッカーの横浜FCが男女共同参画社会の実現に一役買おうと、8日の「国際女性デー」に合わせて男女トップチームの合同写真撮影を行った。対外的なPRも兼ねた初の試みで、クラブの担当者は「女性も活躍できるクラブであることを知ってもらえれば」と話している。
J2に所属する男子の四方田監督、なでしこ1部で戦うニッパツ横浜FCシーガルズの要田監督と選手約60人が参加。撮影前には男女8選手がボール回しで交流を深めた。
J1昇格を目標に掲げる男子は開幕3連勝と好スタート。将来はプロの「WEリーグ」参入を目指す女子は19日にシーズン開幕を迎える。シーガルズの副主将・奈良は「男子の力もパワーにして優勝を目指したい」と語り、男子の元日本代表MF中村は「お互いに意識し合って、いい順位になれるように頑張りたい」と意気込んだ。