ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナを支援しようと、神奈川県は17日から、横浜市中区の県庁内に募金箱とメッセージボードを設置した。27日には同市西区のみなとみらい21(MM21)地区でチャリティー演奏会を開催し、人道支援のための寄付を募る。
募金箱とメッセージボードは県庁本庁舎1階正面玄関と新庁舎1階、東庁舎1階の3カ所に設置。5月27日までの平日午前8時半~午後5時15分、寄付やメッセージの記入を受け付ける。
ボードには来庁者らから「早く平和が訪れますように」などのメッセージがさっそく寄せられた。ロシアの指導者に軍事侵攻をやめるよう求めるメッセージを書き込んだ大和市のパートの男性(70)は「ウクライナの一般の人や子どもたちが亡くなるのは本当に悲惨だ。ロシア国民も望んでいないはずで、国のリーダーが道を誤ってはいけない」と話した。
27日には横浜ランドマークタワーのランドマークプラザ1階で、県主催の支援イベントを開催。午後1時半からと同2時45分から、神奈川フィルハーモニー管弦楽団がウクライナ国歌などを演奏する。入場無料。