新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で25日、新たに7人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女3772人の感染が確認された。県内の入院者数は24日現在で959人となり、1月27日以来(965人)、千人を下回った。
横浜市によると、亡くなった3人のうち2人はクラスター(感染者集団)が発生している病院の入院患者。70代女性は横浜鶴ケ峰病院(同市旭区)で18日に死亡。80代男性は同市立大学付属病院(同市金沢区)で15日に亡くなった。80代女性は24日に死亡した。
相模原市では70代男性が23日に死亡。藤沢市では80代の男性2人が21日と23日にそれぞれ死亡した。
茅ケ崎市によると、クラスターの判明している医療機関の入院患者の80代女性が23日に亡くなった。
新たなクラスターとして、横浜市では横浜労災病院(同市港北区)と特別養護老人ホームなどで認定され、相模原市の高齢者施設や横須賀市の海上自衛隊の2部隊でも発生した。
県は新たに261人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は1万6828人になった。
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在日米海軍横須賀基地(横須賀市)は25日、同日現在で関係者106人が感染していると発表した。前回18日は113人だった。