カラスが営巣時期を迎えていることを受け、東北電力は市民から情報の提供を呼び掛けている。
東北電力ネットワークによると、カラスが電柱に営巣すると、針金のハンガーや鉄線などの巣材が電線に接触し停電事故の発生要因になるという。今季もすでに数件発生している。
同電力では停電事故防止のため営巣状況をパトロールしている。同電力全体では例年800~900個の営巣を除去、本年度も約300個を除去している。ただ全区域を回るには数日かかることから、営巣している電柱を見掛けたら情報を寄せてほしいと市民に協力を呼び掛けている。
電話による情報提供は同コールセンター(フリーダイヤル0120・175・366、無休24時間対応)へ。
可能であれば、電柱の電柱番号と巣のある位置を教えてほしいという。電柱番号札は地上から3~4メートルの位置にあり、はがき程度の大きさ。線路名と番号が記載されている。