横浜市は、新型コロナウイルス対策のワクチン3回目接種を済ませた18~39歳の市民限定で「U(アンダー)39宿泊クーポン」を15日午後2時から販売する。コロナ禍で苦境にある市内の観光業者を支援するとともに、若い人の接種機運を醸成する狙い。市観光振興課は「地元・横浜で思い出づくりに活用して」と話している。
クーポン額は1万5千円で、宿泊プランが2万円以上の場合に利用できる。「かながわ旅割」など、他の宿泊クーポンとの併用はできない。
対象は同市に住民登録のある18~39歳の人で、ワクチンを3回接種済みであることが条件。同伴者も市民に限られ、年齢によって2~3回接種の証明や陰性証明などが必要になる(12歳未満は不要)。
クーポン計2千枚は3回に分けて販売する。発売日(いずれも午後2時から)と枚数、利用期間は(1)6月15日(600枚)6月15日~8月1日(2)7月15日(700枚)8月1日~9月1日(3)8月15日(700枚)9月1日~10月1日。
「U39宿泊クーポン」特設ページから、購入サイトであるJTBのホームページにアクセスして予約する。宿泊施設の予約と合わせ、クーポンを利用する仕組み。