大分市の小学校の授業で、ある取り組みが始まっています。
教師や子供たちなど様々なメリットがあるようです。
大分市の金池小学校では、5月23日から民間のスポーツクラブでプールの授業をしています。
大分市教育委員会が2022年から試験的に行っている取り組みです。
市教育委員会 上野展久 参事補
「老朽化しているプールだとかプールの授業をするにあたっての(掃除などの)準備ですね」
使用頻度の少ない小学校のプールは、維持管理費が一つの課題となっています。
この小学校では委託をすることで、年間でおよそ80万円を削減できるということです。
また、スポーツクラブのインストラクターから専門的な指導を受けられることや、授業中の安全性が高くなることも大きなメリットです。
担任の先生
「大人がたくさんいるので指導も細かくできますし、上から見る教師もいるので安全面もとてもいいかなという風に思ってます」
児童
「小学校でやるよりプロの人が教えてくれるからすごい分かりやすいです」
児童
「クロールの手の回し方とか平泳ぎのキックの仕方の上達するコツとかを学ぶことができました」
民間委託をしている学校は大分市内ではまだ金池小学校のみす。
プールの委託授業は、9月ごろまで続く予定です。