現行の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」へ切り替えるとした政府方針を巡り、河野太郎デジタル相(衆院神奈川15区)は14日の閣議後のオンライン会見で、国民から疑問や反発の声が相次いでいることを明かし、デジタル庁のホームページ(HP)で意見を募ると発表した。「いろんな懸念があると思う。一つ一つクリアして進めていく」と述べた。
河野氏は「さまざまなご懸念を昨日からお寄せいただいている」と切り出した上で、同庁HPにある「声を届ける」のページで国民からの意見を集約していくと説明。意見を閣議後会見で公表する考えも示した。