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“冬の夜をランデブー”―。日中はのどかな田園風景が広がる長崎県西海市西彼町中山郷の一角に、西九州新幹線をイメージした巨大イルミネーションがお目見え。住民らを楽しませている。
過疎化が進む地域を活性化しようと、三枝(みえだ)政人さん(70)が自宅敷地内に制作した。19年前から取り組んでおり、毎年、その年の出来事を題材にしている。
下方部分は高さ約3メートル、幅約8メートル。約2万個の発光ダイオード(LED)を使い、二つの西海橋をくぐり、車両基地へ海上輸送される新幹線かもめの様子を表現した。その上には、来年の干支(えと)「卯(う)」が乗ったソリをひく今年の干支「寅(とら)」を。周りには光のツリーなどをあしらった。今月末まで午後6時~10時に点灯する。
「楽しみにしている帰省者も多く、光のパワーで元気を与えたい」と三枝さん。今後、飾り付けを増やす一方、正月には新たな作品に替えることも検討している。