昨年12月の現役ドラフトで中日から加入した横浜DeNAの笠原祥太郎投手(27)が20日、横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」で自主トレーニングを公開した。昨季はわずか1勝にとどまった左腕は「早くチームになじんで戦力になりたい」と新天地での再起を誓った。
雲一つない青空の下、ランニングとキャッチボールで汗を流すとすぐにブルペンに入った。捕手を座らせ、チェンジアップやカットボールなど全球種を織り交ぜて33球を投げ込んだ。
本格的なブルペン投球は今年初めて。引っ越し作業などに追われ例年に比べて遅くなったものの、立ち投げでの調整に力を入れてきたといい、「初めての割にはぼちぼちという感じ。意外と投げられた」と手応えを口にした。