上越市五智国分の「さかなや魚勢上越店」に5日、重さ106キロの「イシナギ」が入荷した。同日から約1週間、熟成を兼ねて店内に展示している。
イシナギは秋から春にかけて旬を迎える、上越近海を代表する大型魚。今回の個体は、4日に筒石漁港で底引き網漁により水揚げされた。同店への入荷は10~20キロ台が中心で、100キロ超えは約5年ぶりという。
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同店の古川直人さんによると、肉は白身で甘みがあり、刺し身をはじめ鍋や煮物にも合うという。熟成の後は切り身で販売予定。古川さんは「展示中に祝い物として売れる可能性も。珍しい大物をぜひ見に来てほしい」と勧めている。