キュピーン! 猫はしっかり見ているぞ!
寿司を堪能中の飼い主さんが目にした、猫ちゃんのホラーな様子がXで注目を集めています。投稿したのは、Xユーザーの「@NEKOLAND13」さん。
当ポストには2024年5月21日時点で3万9000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
寿司が羨ましかった!?ガチギレな猫ちゃんが……
「お寿司食べながら猫の様子見たらカメラ前でガチギレしてるんだが。」というコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。
そこに写っているのは、カメラの真正面に鎮座するもふもふの猫ちゃん。無言でたたずむ姿からは強い圧力が感じられます!
さらに暗闇の中で光っているかのような「丸い瞳」も、ややホラーな雰囲気を醸し出しています。こんな姿を目にしたら、思わず食事の手を止めてしまいそうですね……!
「4分前」から、徐々にカメラへ近づいていた!?
返信欄で飼い主さんは、4分ほど前のカメラの映像もポストされています。そこには、先ほどよりも一段下の場所から視線を送る猫ちゃんの姿が。もしかして、数分ごとにカメラとの距離を縮めていたのでしょうか……!?
思わず笑ってしまう「ホラー」なワンシーンが投稿されると、ポストは大反響に。
返信欄には「怖いwww」「こんな真ん前にいたら、笑っちゃいますww」「怖い雰囲気と、色彩では隠しきれないモフモフ・可愛らしさ」など、笑ったという声が続出しています。
お寿司食べながら猫の様子見たらカメラ前でガチギレしてるんだが。 pic.twitter.com/7SoYts30hU
— ネコランド (@NEKOLAND13) May 19, 2024
猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この後にも続きますよ)。
「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均
獣医にかかる医療費
- 2018年:2412円
- 2019年:3016円
- 2020年:2918円
- 2021年:3367円
- 2022年:2392円
- 2023年:3400円
猫の保険
- 2018年:1729円
- 2019年:2349円
- 2020年:1758円
- 2021年:2731円
- 2022年:2069円
- 2023年:1988円
市販の猫主食用キャットフード
- 2018年:2599円
- 2019年:2745円
- 2020年:2673円
- 2021年:2978円
- 2022年:2877円
- 2023年:2988円
市販の猫おやつ用キャットフード
- 2018年:1092円
- 2019年:1303円
- 2020年:1241円
- 2021年:1346円
- 2022年:1356円
- 2023年:1562円
上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。
アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに
同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。
「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
- 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
- 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
- 3位 21.5%:別れがつらいから
- 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
- 5位 18.1%:十分に世話ができないから
上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。
猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?
同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
- 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
- 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
- 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
- 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
- 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから
これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。
様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。
「クセだらけ」なところもかわいい、猫の「エマ」ちゃん
さて、投稿のご紹介に戻ります。
話題となった猫の「エマ」ちゃんについて、投稿者さんにお話をうかがいました。
――普段はどのような子ですか?
イタズラが大好きで、家中走り回ったり物を落としたりとお転婆ですが、愛嬌もある子です。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
エマは、狭い所に潜り込んでわたし達を困らせたり、テレビの上に登ったりと、クセだらけですね(笑)。
――自慢のポイントは何ですか?
長毛の猫3ニャンをモフモフして毎日癒されています(笑)。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @NEKOLAND13
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」