【新華社銅仁5月31日】中国貴州省東部の銅仁市にある苗王城風景区は、ミャオの昔ながらの街並みが残る観光地としてにぎわう。風景区のある薅菜(こうさい)村はここ数年、観光を農村集団経済の発展のための重要な原動力と位置付け、観光資源の強みを生かした取り組みを進めてきた。
山や水などの自然、のどかな田園風景、歴史・文化遺産、伝統的民俗文化などの特色ある資源を十分に掘り起こして活用し、ミャオ族の文化を中心とし、無形文化遺産の民俗芸能や滞在型療養、農耕体験などが一体化した農業・文化・観光の融合による特色産業を構築。村の集団経済の増収を観光で促す豊かさへの道を歩み出している。(記者/楊焱彬)