【宇佐】ブルーベリーの食べ比べができる観光農園が宇佐市内で初めてオープンした。上庄に植松永紹美(えつみ)代表(51)が開設した「イロハノホトリ」で、8月下旬まで土、日曜と祝日に営業。旬の時季や味などが異なる36品種を育て、開園中は常時7品種前後の収穫を楽しめるようにしている。
植松代表は、栄養豊富で健康増進に効果があるとされるブルーベリーのおいしさを知ってもらいたい―と2021年から50アールで栽培をスタート。約千ある鉢植えの多くが高さ1.5メートルほどに育ち、収穫できるようになったことから今年、観光農園を開いた。農園の名前は近くを流れる伊呂波(いろは)川沿いにあることから付けた。
現在は甘くて大粒のジュエルやユーリカなどの品種が食べ頃。併設の休憩所では摘みたてのブルーベリーを使ったパフェ(1500円)やオリジナルのジャムなども販売している。
植松代表は「樹上で完熟するので、酸味が少なく柔らかい。食べ比べながらブルーベリー本来のおいしさを実感してほしい」と話している。
営業は午前9時半から午後4時半まで。入園料は大人2千円、小学生以上千円、幼児500円で、90分間ブルーベリー狩りを楽しめる(要予約)。7月にはイベントも予定している。
詳細はインスタグラムで。予約や問い合わせは同農園(070.8592.1609)。