宇久島生まれの「つばきひめ」 長崎県立大生と共同開発、新たなお土産に

宇久町観光協会と県立大の学生が共同開発したクッキー「つばきひめ」

 長崎県佐世保市の宇久町観光協会と県立大の学生がクッキー「つばきひめ」を共同開発。宇久島の玄関口、宇久平港ターミナルの案内所で販売している。
 同大の学生が本県の島々の課題解決について学習する「しまなび」から生まれた商品。シーボルト校の8人が「新たな特産品を」と試行錯誤。宇久に自生するツバキの赤い花をモチーフにレシピを考案。表面につばき油を塗り、独特の食感と甘みを抑えた風味を演出した。
 同協会の加工場で製造し、5月に販売開始。「新たなお土産として浸透してほしい」と、同協会はパッケージにもこだわった若者の発想と熱意に大きな期待を寄せている。

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