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●文:モーサイ編集部
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地域色豊かな「動物警戒標識」
道路脇にシカやクマが描かれた標識が立っているのを見たことを見たことがあると思います。
これは一般に「動物警戒標識」と呼ばれていますが、正式名称は「動物が飛び出すおそれあり標識」といい、“動物が飛び出してくる可能性があるので注意して走行しなさい”という意味の道路標識です。
動物警戒標識は、国土交通省/都道府県/市町村、高速道路や有料道路であれば運営会社など、その標識を立てる道路の管理者によって設置されます。
この絵柄には国土交通省が定める“標準”があり、標準の絵柄はシカ/タヌキ/サル/ウサギなのですが、それ以外の動物についても、各道路管理者が地域の実情に合わせて比較的自由にデザインすることができることになっています。
“赤いきつねと緑のたぬき”標識は、道央自動車道・滝川ICの近くにある
さて、問題の看板は、北海道の茅部郡から士別市まで南北に伸びる高速道路・道央自動車道を上り方面(旭川方面)に向う途中、滝川市の滝川IC付近にあります。
黒く縁取られた黄色地の看板に描かれているのは、どう見ても「赤いきつねと緑のたぬき」!
赤いきつねと緑のたぬき…と言えば、東洋水産株式会社がマルちゃんブランドで製造販売する有名カップ麺「赤いきつね」と「緑のたぬき」を連想してしまいます。
この標識とマルちゃんのカップ麺に関連性はあるのでしょうか? 道央自動車道を運営するNEXCO東日本北海道支社に聞きました。
マルちゃんとの関係は…当然なかった
──「赤いきつねと緑のたぬき」の標識はいつ誰が考案/設置したものなのでしょうか?
弊社が把握している限り、30年近く前からあります。考案者は当時の担当者だと思いますが、すでに後任者に変わっており、正確には分かりません。
──「赤いきつねと緑のたぬき」といえばマルちゃんのカップ麺を連想しますが、何か関係があるのでしょうか……
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※本記事は2022年8月26日公開記事を再編集したものです。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。