知ってる? 生理用ナプキンを無料でもらう方法。外出先で最大7枚受け取れるから、忘れたときにピッタリ! 実際に試してみた

女性用トイレのイメージ写真(Getty Images/iStockphoto)

外出先で生理用ナプキンが手元になくて困った……という経験を持つ女性は少なくないはず。

予期せぬタイミングで生理が来てしまったり、外出先でナプキンを切らしてしまったり、家に忘れてきてしまったり……。このような場合は大抵、トイレで非常事態に気付き、慌てて生理用ナプキンを買いに行くケースが多いですよね。

そんな時の心強い味方、生理用ナプキン無料受取サービス「OiTr(オイテル) 」のアプリを実際に試してみました。

そもそも「OiTr」のサービス内容は?

オイテルのプレスリリースより引用 / Via prtimes.jp

「OiTr」は公共施設や商業施設、学校、オフィスなどの個室トイレで生理用ナプキンを無料で提供するサービスで、2021年からスタート しました。

公式サイトによると「生理(月経)のある人が強いられるさまざまな負担を、幾分まかえないか 」という思いから生まれたとのことです。

現在(7月5日時点)は、日本全国にある「228カ所」の施設内のトイレ「2890台」 に設置されており、サービスを開始して以来着実に数を伸ばしてきました。

使い方はシンプルで、専用アプリをインストール後、女子トイレの個室に置かれた装置「ディスペンサー」にスマートフォンをかざすとナプキンを無料で受け取れます。

なお生理用ナプキンの費用は、ディスペンサーのスクリーンに流れる広告の収益から賄っているため、無料提供を実現しています。

実際に公共トイレで試してみた!

公共トイレに設置された「OiTr」の写真(BuzzFeed Japan)

筆者も「OiTr」が設置されている都内の公共施設を7月上旬に訪問。個室トイレでナプキンを受け取ってみました。

設置されている施設は「OiTr」の公式サイトでも確認が可能ですが、アプリの「マップ」機能を使えば近隣の設置場所がひと目でわかります。

念のため施設内の複数の個室に入り確認しましたが、基本的に「OiTr」はトイレットペーパーの上に設置されており、トイレに入ると人感センサーで画面が付くようになっているようです。

座ったまま横を向くとこんな感じ! ほぼ目線と同じ高さにディスペンサーが配置されています。

公共トイレに設置された「OiTr」の写真(BuzzFeed Japan)

トイレに座ってスマートフォンの専用アプリを開き、「取り出し」という表示をタップすると「今日は生理何日目ですか?」と尋ねられるため、自分に合った日数を選択。それだけではなく「何日目だか忘れてしまった……」という人のために「覚えてない」も選択肢に含まれています。

またレアケースではありますが、個室に入っても画面がつかない場合、取り出す動作を同じように行なっても無反応でした。公式サイトによるとスマホの通信状況や「ディスペンサー」の状態によって利用ができなくなる場合もあるとのことで、ケース別に対応策が記載 されています。

「取り出す」をタップして

「OiTr」のアプリ画面(BuzzFeed Japan)

生理日を選択して

「OiTr」のアプリ画面(BuzzFeed Japan)

モニター下の「OiTrマーク」にスマホをかざすと……

「OiTr」のアプリ画面(BuzzFeed Japan)

ゆっくりナプキンが出てきます。

公共トイレに設置された「OiTr」の写真(BuzzFeed Japan)

2枚目以降をもらいたい場合は、アプリ内で「アカウント作成」が必要とのこと

「OiTr」のアプリ画面(BuzzFeed Japan)

筆者はアカウント作成はせず、アプリをインストールしただけで1枚ナプキンを受け取ることができました。

アカウントを作成すると「25日間で7枚」無料で利用することができ、26日目になると使用した枚数がリセットされ、また7枚受け取れるようになるそうです。

ナプキンを買いに行きづらい状況でも、「OiTr」が設置されていれば乗り切れそうですね!

また5月にアプリが大幅リニューアルされ、「生理日の予測機能」や「スケジュール管理機能」「体調管理機能」が追加されました。

プレスリリース によると「生理用ナプキンを受け取った時を生理日として認識」するため、簡単に生理開始日を記録したり、生理や排卵の予定日を確認したり、日々の体調変化を細かく記録することも可能になったんだとか。

アプリ内のカレンダーにある日付をタップすれば、すぐに体調や肌荒れ、便通、経血の量、メンタルの波などもカレンダーにメモが可能で、生理予想日までの日数もカウントしてくれます。

いざという時のためにアプリをインストールしておくと安心かもしれませんね。

オイテルのプレスリリースより引用 / Via prtimes.jp

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