大谷翔平、自己ワーストの6打席連続三振で2試合続けて無安打…ドジャースはスミスの3発、フリーマンの適時打などで逆転勝利

現地7月5日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でミルウォーキー・ブルワーズと対戦し、8対5で勝利した。30歳の誕生日を迎えた大谷翔平は、「1番・DH」でスタメン出場。第1打席から第3打席まで三振を喫し、前日から自己ワーストとなる6打席連続三振を記録した。第4打席は左飛、第5打席は一ゴロで、5打数無安打だった。

先制したのはドジャースだった。初回、2番ウィル・スミスがソロ本塁打を放つと、3回にもスミスが2打席連続となるソロアーチ。2対0とリードを広げた。
しかし、先発タイラー・グラスノーが手痛い一発を打たれた。初回から3回までをいずれも三者凡退に抑えながら4回に適時打を打たれた右腕は、さらに1死満塁のピンチで6番リース・ホスキンスにグランドスラムを浴び、2対5と逆転を許した。

4回裏にドジャースは追い上げを見せる。5番アンディ・パヘスが左前打で出塁すると、7番ミゲル・バルガスが2ラン本塁打を放って4対5と1点差に迫った。そして7回には、みたびスミスがソロアーチ。1試合3本目となる一撃で5対5の同点に追いついた。

勢いに乗ったドジャースは8回に猛攻。バルガスの左前打、9番クリス・テーラーと2番スミスの四球で満塁の好機を作ると、3番フレディ・フリーマンはコンパクトな振りで中前打にはじき返して、7対5と逆転に成功した。

さらに続く4番テオスカー・ヘルナンデスも適時左前打を放って8対5。土壇場で逆転したドジャースは9回を守護神エバン・フィリップスが無失点で締めて逆転勝利を収めた。

構成●THE DIGEST編集部

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