![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1182195476352107369/origin_1.jpg)
現地7月5日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でミルウォーキー・ブルワーズと対戦し、8対5で勝利した。30歳の誕生日を迎えた大谷翔平は、「1番・DH」でスタメン出場。第1打席から第3打席まで三振を喫し、前日から自己ワーストとなる6打席連続三振を記録した。第4打席は左飛、第5打席は一ゴロで、5打数無安打だった。
先制したのはドジャースだった。初回、2番ウィル・スミスがソロ本塁打を放つと、3回にもスミスが2打席連続となるソロアーチ。2対0とリードを広げた。
しかし、先発タイラー・グラスノーが手痛い一発を打たれた。初回から3回までをいずれも三者凡退に抑えながら4回に適時打を打たれた右腕は、さらに1死満塁のピンチで6番リース・ホスキンスにグランドスラムを浴び、2対5と逆転を許した。
4回裏にドジャースは追い上げを見せる。5番アンディ・パヘスが左前打で出塁すると、7番ミゲル・バルガスが2ラン本塁打を放って4対5と1点差に迫った。そして7回には、みたびスミスがソロアーチ。1試合3本目となる一撃で5対5の同点に追いついた。
勢いに乗ったドジャースは8回に猛攻。バルガスの左前打、9番クリス・テーラーと2番スミスの四球で満塁の好機を作ると、3番フレディ・フリーマンはコンパクトな振りで中前打にはじき返して、7対5と逆転に成功した。
さらに続く4番テオスカー・ヘルナンデスも適時左前打を放って8対5。土壇場で逆転したドジャースは9回を守護神エバン・フィリップスが無失点で締めて逆転勝利を収めた。
構成●THE DIGEST編集部