イングランド代表は現地７月６日、EURO2024の準々決勝でスイス代表と相まみえる。この一戦を前に、かつてスリーライオンズで活躍したリオ・ファーディナンドがコビー・メイノーの先発を主張した。イギリスメディア『talk SPORT』が伝えている。
同メディアはイングランドのスイス戦に向けた準備を次のように報じる。
「ガレス・サウスゲイト監督はまだ最強の中盤を見出しておらず、土曜日の重要な準々決勝を前に、先発メンバーに変更を加えると見られる。
イングランドはベスト16でスロバキアに２－１で勝利したが、好調なスイスに勝つには、チームのパフォーマンスを大幅に向上させる必要があることを自覚している。
そしてそれを実現するために、サウスゲイト監督は今週のトレーニングでセンターバック３人からなるフォーメーションを練っていたが、メンバーを入れ替えるかもしれない。
そうなると人員の変更が予想されるが、ファーディナンドはマンチェスター・ユナイテッドのスター選手メイノーが先発しなければならないと考えている」
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記事では、ファーディナンドのX（旧ツイッター）での投稿を紹介。45歳の元DFは「コビーが先発しないなら、僕はドイツから歩いて帰るよ！[彼は] やらなきゃいけない...」と綴っている。
『talk SPORT』は「この冗談めいた提案は、メイノーがセルビア戦とスロベニア戦で見せた爽快なパフォーマンスを受けて出されたものだ」と記しているが、元マンチェスター・ユナイテッド主将のロイ・キーンも、メイノーには期待しているようだ。
「彼がやっていることは分かるよ。私もそのポジションでプレーしたことがあるけど、彼がやっていることは、私が習得するのにおそらく10年かかったようなことだ」
果たしてメイノーはスターティングメンバーに名を連ねるのか。３バックが想定されるなか、記事では「カイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、エズリ・コンサが、デクラン・ライスとメイノーを中盤に迎え、３バックを形成。トレント・アレクサンダー＝アーノルドとブカヨ・サカがウイングバックの役割を担い、フィル・フォデンとジュード・ベリンガムがキャプテンのハリー・ケインの後ろでプレーすることになるかもしれない」と予想した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
