女子バスケ日本代表・馬瓜エブリンが悲願の金メダル奪取へ決意表明! 妹との五輪出場に「お母さん、ありがとう~~!!」と大絶叫

日本女子バスケ界の最強姉妹が、パリ五輪に向けて弾みをつけた。

7月6日、東京・有明アリーナでバスケットボールの国際強化試合が行なわれ、女子の日本代表(世界ランク9位)が、同26位のニュージーランド代表と対戦し、92-50で快勝し、本番前の国内ラストマッチを白星で飾った。

4日の第1戦・ニュージーランド戦では正確無比な3ポイントが次々と決まり、125-57で大勝した。この日は一転して3ポイントの精度を欠いたが、高田真希や馬瓜エブリン、宮澤夕貴らがシュートを着実に決め、ディフェンスでも相手に圧力をかけて最後まで主導権を渡さなかった。
13得点、2アシスト、4リバウンドをマークし、攻守で献身的な働きを見せた馬瓜エブリンは試合後、オリンピック本大会に向けて「こっから、まだまだ強い相手とやっていかないといけません。しっかりと一つひとつ修正して、皆さんの前で勝てる姿をお見せしたいと思います!」と決意を述べると、約1万人を超える観客から大きな声援を受けた。

そのうえで、妹である馬瓜ステファニーとの五輪出場が実現できたことを問われると「お母さん、ありがとう~~!!」と大絶叫した。すぐに中継映像に抜かれた妹が手でハートマークを作ると、姉も同じような仕草でアピール返し。仲睦まじい2人のやり取りに、会場は大きく盛り上がった。

前回の東京五輪では過去最高成績となる銀メダルを獲得した日本。国内最後の試合を勝利で締めくくったチームは悲願のオリンピック金メダル奪取へ、いよいよ本番の地へ出発する。

構成●THE DIGEST編集部

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