「友よ、今日はありがとう」ジョコビッチとツアー離脱中のキリオスがウインブルドンで合同練習を楽しむ! <SMASH>

男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク2位)とニック・キリオス(オーストラリア)が、現在開催中のテニス四大大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン)の会場で練習を行ない、7月5日に両者のインスタグラムを通じてその様子を投稿した。

ジョコビッチとキリオスと言えば、以前は“犬猿の仲”とも言われていたが、22年1月にジョコビッチのオーストラリア強制退去問題をキリオスが擁護したことから親交が深まり、今では“親友”とも言える関係性にある。

そんな“親友”がウインブルドンの会場で合流して練習し、仲睦まじさが垣間見られるパフォーマンスも繰り広げられ、その様子を目にした観客は試合同様に大いに盛り上がった。

ジョコビッチはインスタグラム(@djokernole)に「コート上で幸せそうな笑顔を見ることができてうれしいよ。お気に入りのショットはどうだった?」と綴り、満面の笑みを浮かべ楽しそうな2人や、自身が披露した股抜きショットなどの写真をアップすると、キリオスはハートの絵文字を添えて「友よ、今日はありがとう」とコメントしている。
ケガの影響で昨年6月以降ツアーを離れ、最近はコメンテーターとして姿を見せることが多いキリオスは、インスタグラム(@k1ngkyrg1os)にプレー動画も投稿。ジョコビッチとのパワフルなストロークを打ち合い、離脱中ながら優れたパフォーマンスを披露した。

なお、ジョコビッチは先月右ヒザを手術したことで今大会の出場が危ぶまれていたが、負傷箇所にサポーターをして戦いに挑んでいる。日本時間の6日夜行なわれるシングルス3回戦では、アレクセイ・ポピリン(オーストラリア/同47位)との対戦を予定。両者の対戦成績は2戦全勝でジョコビッチがリードしている。

構成●スマッシュ編集部

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