「呼んで失敗した例もある」槙野智章が大岩ジャパンの“OAなし”に持論。招集時の悪影響を指摘「本大会から入ると...」

パリ五輪に挑むU-23日本代表は、4大会ぶりに24歳以上のオーバーエイジ(OA)枠を使用しなかった。

「選ばれれば、出たい」と語っていたリバプールの遠藤航のように、出場に意欲的だった選手もいたが、クラブの了承がなければ招集できないこともあり、結局ゼロとなった。

元日本代表のDF槙野智章氏は、出演したABEMAのスポーツ番組『ABEMA スポーツタイム』で、大岩ジャパンのオーバーエイジなしについて、こう持論を述べた。

「オリンピックに関しては拘束力がないので、断られるケースもあったなかで、オーバーエイジは呼べなかったけど、予選を見て来て、チーム力は高まっている。ここにオーバーエイジの選手が本大会から入ったことによって、ハレーションが起きる可能性がある。僕はオーバーエイジなしで行けるんじゃないかと思っている」

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37歳の元CBは、「過去の大会でオーバーエイジを呼んで成功した例もあれば、失敗した例もある。どれが正解か分からないですけど、予選を戦ってきた中で見たら、このメンバーがベストだと思う」と続けた。

予選を通してチーム力が向上しており、いじる必要はないとの見解を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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