上越の冬野菜の代表格、アスパラ菜の出荷が18日、始まった。JAえちご上越によると、出荷は来年3月上旬まで続く見通し。
同JAの直売所「あるるん畑」(上越市大道福田)では、午前9時30分の開店前に、生産者がビニールハウスなどで育てたアスパラ菜を運び込み、棚に陳列した。さっとゆでて食べる他、炒め物や漬物などにも使われるため、一口大にカットした茎だけを袋詰めしたものも並んだ。
亦野潤一店長は「今後寒さが増すに連れて、葉や茎にますます甘さが乗ってくる。直売所では冬の一番人気なので、多くの人に味わってほしい」と話していた。
アスパラ菜は2種の中国野菜を交配したアブラナ科の野菜で、アスパラガスに似た風味があることから名が付いた。