おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。
【今週のテーマ】「カップの持ち方」を意識しよう!
日に日に秋の空気が感じられるようになってきました。
これからの季節は、温かい飲みものを選ぶことが増えてくるのではないでしょうか。
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さて、あなたはコーヒーや紅茶を飲むとき、カップをどのように持っていますか?
マグカップのように大きなカップは別ですが、実は、ティーカップ、コーヒーカップと呼ばれるカップは、片手で持つのがマナーとされていますよ。
ティーカップは両手で持つと失礼!?
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両手でカップを持つ場合、片方の手はカップの持ち手、もう片方の手はカップの側面に添えると思います(または、上の写真のように両手でカップを包み込むような持ち方もありますね)。
ホットコーヒーや紅茶は熱々のお湯で淹れるので、カップも熱くなっているはず。
そんな熱々のカップの側面を、素手で支えるということは…「この紅茶(コーヒー)は『ぬるい』です」というサインになってしまうのです!
つまり、相手に対して失礼になる場合があります。
ティーカップの美しい持ち方
ティーカップやコーヒーカップは、持ち手の穴に指は通さず、親指・人さし指・中指で持ち手を挟むようにして持ちましょう。
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その時、下の写真のように、小指を立てないように気を付けるとエレガントに見えます!(薬指に添えるイメージ)
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カップは両手で持ったほうが何だかかわいく見えるし、手も温まるしよさそう…そんなふうに感じる方もいるかもしれませんね。
もちろん、普段使うマグカップや、日常生活ではそこまで意識する必要はないかもしれません。
フォーマルな場面、例えば、格式の高いお店やホテルのラウンジでは、お店の方に失礼にならないように、美しい片手持ちを意識してみてください。
「湯呑」の場合は?
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日本では、湯呑は両手で持ちますね。急須でお茶をいれるときも、蓋を片手で押さえます。
ですが、西洋のマナーは、カップは片手で持ち、紅茶を入れるティーポットの蓋も、基本的には押さえません。
和のマナーは、両手。西洋のマナーは片手。
この違いを覚えておきましょう!
それではまた次回。Have a ごきげん day!
★この連載は【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!