第8回全日本実業団対抗女子駅伝予選(プリンセス駅伝)が23日、福岡県宗像市他で行われ、各チームのエースが集まる最長3区(10・7キロ)で第一生命グループ(東京)の高卒2年目、新井中出身の小海遥(宮城・仙台育英高出)が34分47秒で区間賞を獲得した。区間2位に13秒差を付ける快走で、チームを2位からトップへ押し上げた。
小海はテレビのインタビューに「初めての10キロ区間のロードのレースで走り方が正直分からないところがあったが、中盤までは落ち着いて最後は余力があったので、スピードを上げて出し切ろうと思った。(前の走者の)先輩が前の選手を越してさらに前の走者に近づいていたので、先輩のパワーを借りて自分も力を出し切ることができた」と満足そうに話していた。
ルーキーだった昨年の同予選では1区で区間新(区間2位)をマークしている。
第一生命グループは最終的に4位。優勝はパナソニック。全日本実業団対抗女子駅伝は11月27日、仙台市で行われる。